2人目不妊の原因は幼い時のトラウマ?
2人目を希望しているけどもなかなかできない。
病院では一人目ができているから大丈夫とあまり真剣に聞いてくれない。
どうしよう?
そんなことは少なくはありません。
実際当院にも2人目不妊の方はしばしば来られます。
この時に原因は様々ですが大きな原因の一つが幼い時に心に受けたトラウマです。
ご本人さんは覚えていないこともあるのですが小さい時に受けた感情の傷は大人になっても引きずることがあります。
これが2人目ができにくい原因となることがあるのですね。
一つ実際の方の例をご紹介します。
Aさん 35歳 4歳女の子一人
病院では大きな原因がないと言われて体外受精まですすむ。
3度4度と移植するも着床せずにどうしてかわからずに当院に来院。
様々な検査をすると色々と問題点は出てきたのですが
大きなものの一つが幼い時の感情でした。
感情は特別な検査方法があって「何歳の時に」「どんな感情を抱いた」「誰に」などを調べます。
そうすると「4歳の時」「母親」「拒否」という感情が出てきました。
私もどういうことか分からなかったので検査結果をご本人さんにお伝えしました。
そうしたところ4歳の時に弟が生まれたそうです。
そしてお母さんは仕事をしていてもともと触れ合いが少なかった。
悩みごとの相談もほとんどできていなかった。
祖母に育てられていた。
弟が生まれたのでより一層お母さんに相談できなくなった。
と教えてくれました。
そこで私がもしかすると2人目が生まれると長女にさみしい思いをさせる感情がずっと心の奥底にあるのかもしれませんね。
そうお伝えさせて頂いたところ
「実はそれはずっと思っていました」
「それが不安だったのです」
「2人目が生まれたら長女にさみしい思いをさせないようにしないといけない。できるかな?」
と言ってくれました。
妊娠は理屈では解決できない部分もあります。
当然心に抱えた負の感情が妊娠にブレーキをかけても何の不思議もありません。
こちらの方はこの感情に対して施術をおこないかなり気分がスッキリされました。
これで心のブレーキが取れて妊娠にまた一歩近づいたのではないでしょうか。
みなさまも何か思い当たるふしはないでしょうか?
お母さんがすごく厳しかった。
何かにつけて干渉してきた。
両親の夫婦仲が悪かった。
兄弟姉妹の関係が思わしくなかった。
両親が共働きであった。
このようなことがもしかするとあなたの心の奥底でくすぶっているのかもしれません。
もちろん幼少期につらいことがあってもその人その人でとらえ方が違いますのでトラウマになるとは限りません。
でも不妊の原因が分からずに悩んでいる時はこの様な面からアプローチするのも一つです。