卵管障害。通っているだけでは受精卵は運ばれない


卵管は通るだけでなく動いて卵を運べることが重要



不妊の原因で卵管障害は一番多いと言われる事があります。

そしてみなさまも病院で卵管が詰まっていないか?
きちんと通っているかの検査をされたかもしれません。

そして検査で通っていれば卵管は問題なし。
そうなったと思います。

ところが
卵管が通っていれば排卵された卵子は
子宮⇒卵管⇒卵巣⇒着床と行くのか言うと
そうとは言い切れないのです。

ここが重要です!!


卵管が動かないことには
卵子を運んでくれません!



卵管が通っていて
そして動くことが基本中の基本となります。

でも検査では詰まりはみますが動きはみません。

ですから卵管が仮に詰まっていたとします。
そして病院で処置をして通します。
ところがその後も妊娠しにくい方がいます。

その場合他の原因もあるのですが
卵管が動かないので卵子を子宮まで
運べていない可能性があります。

そして卵管が動かない時は
排卵時にピックアップができていないことにもつながります。

ピックアップとは卵巣から出た卵子を卵管が
捕まえに行く事です。
本当に動いて捕まえに行くらしいです。

この捕まえに行く動きもできていない可能性があるのですね!




卵管によって卵子が運ばれる仕組みは次のようになります。


画像の説明


①繊毛運動(せんもううんどう)
②卵管の筋肉(平滑筋)の運動
③たんぱく質(血液)
の3つが代表です。

①繊毛運動
卵管の中には繊毛(せんもう)というヒゲみたいな毛が生えています。
これがサラサラとそよいで卵子を子宮の方へと動かしてくれます。


②卵管の筋肉の運動
卵管は平滑筋(へいかつきん)と言う筋肉でできています。

筋肉でできていますので動きます。

そしてピックアップの時に卵子を捕まえに行ったり
卵子を卵管から子宮まで運んだりします。


③たんぱく質(血液)
これは少し難しい話なのですが
不思議な事に卵子は卵管の入り口から子宮に向かって動きます。

逆走しないのです!
考えたことがないかもしれませんが実はすごい事なのです。
逆走すると妊娠できないですよね。

これは繊毛がある一定方向に動くようになっているからです。

それをうまくコントロールしているのがたんぱく質です。

ですからたんぱく質をきっちりと食物から摂取しておくことは
重要となります。

実はたんぱく質の少ない方は血液もスカスカになりやすくて
貧血などの症状を伴っている事が多いです。

ですからたんぱく質をしっかりと摂っていい血液を作る事は
間接的に卵管にも影響します。

これら3つがかみ合って初めて卵子は卵管の中を
うまく運ばれて行きます。

その為次のような事があると卵管は動きにくく
なってしまいます。


(卵管が動きにくくなる原因)

1、お腹が硬い。腹式呼吸で十分にはけない。
2、自律神経の緊張が高い。
3、ストレスが多い。
4、胃下垂、内臓下垂がある。
5、食べ過ぎる。
6、便秘、太っている。
7、運動不足、足がむくんでいる。
8、股関節が硬い、開かない。
9、冷え性、低体温
10、貧血、立ちくらみがある

これらがあると卵管の動きが低下する場合が
あります。

これらを解決して卵管が卵子を運べるような
体質を作ると妊娠につながりやすいと思われます。

当院ではこの様な卵管の問題にも取り組んでいますので
お気軽にご相談下さいね。





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