足のむくみは子宮が冷える大きな原因に
むくみは子宮、卵巣を冷やして不妊の原因になります。
赤ちゃんができにくい時の原因でお腹の冷えがあります。それに対してお腹を冷やすと良くないので腹巻がいいとか温かいものを食べるといいとか聞いた事があると思います。そして実行して下さっている方も多いのではないでしょうか?
ところがここで見落としているものすご~く重要な事があります。それは足のむくみです。足がむくんいる方はお腹を腹巻でむくめるだけではなかなか冷え解消にはなりません。
もちろん腹巻などをやってくれることはいいことなのですがむくみを取ると本当に変わる事があります。ではなぜ足がむくんでいるとお腹が冷えるのか?そして不妊の原因になりやすいのかについてご説明させて頂きます。
【足のむくみは不妊の原因】
足がむくんでいるとそこにリンパや血液がたまっています。よくたまってパンパンになるのは「ふくらはぎ」です。ここにリンパや血液がたまって動かない状態ですね。そうするとふくらはぎは体の熱を放散するところです。車のラジエターみたいなものです。
という事はここにたまったリンパなどはすごく冷えます。どのくらい冷えるかと言いますと上半身の温かい部分よりも10度以上下がる事も珍しくありません。10度もです!そしてこの冷え冷えのリンパ、血液は心臓に戻っていき吸収されます。その時に子宮や卵巣のすぐ近くを通って心臓に帰っていくのですね。
つまり10度も冷えたものが子宮・卵巣を冷やしながら戻っていく。当然子宮・卵巣は冷えます。冷えると働きが低下していい卵胞が作りにくくなります。さらに本来むくみがなくサラサラ血液が流れていれば脳からのホルモンなども十分やって来ます。ところがホルモンなども減ってしまう。さらに、さらに温度が低い所ではホルモンなどの働き自体もにぶくなってしまうのですね。
ですからこのふくらはぎのむくみを取る事は不妊解消にはものすご~く重要となります。次にむくみ解消法についてご説明させて頂きますね。
【自分でできるむくみ解消法】
1、ツボ押し
下の写真のようにふくらはぎの内側を押します。
膝からくるぶしまで痛い所を重点的に押します。押すときは集中して行います。ゆっくりとジワーっと押て。ゆっくり離します。
2、立った状態で踵の上げ下げ
安定した床の上で立ちます。踵を上げたり下げたりを10回します。これを3セット。
上の写真は不安定な所でやっていますが実際は安定した床で行って下さいね。
3、腹式呼吸
大きくお腹を膨らましたりへこませたりして呼吸をゆっくり行います。そうすると静脈の流れが良くなりますので足のむくみが減りやすくなります。特に事務仕事の方パソコンをやっている方はこれはぜひやって下さい。
これらで足のむくみを減らせていけば子宮・卵巣の冷えが減る可能性が高まります。そうすればいい卵子につながりますので妊娠がみえてきます。ぜひ一緒に頑張っていきましょ