卵巣機能低下にはこの栄養素が必須
卵巣機能低下の原因の一つはエネルギー不足
35歳を過ぎると卵巣機能が低下してくることが考えられます。
・FSHが高くなってきた
・卵子が育ちにくくなってきた
・排卵誘発剤が効きにくくなってきた
・病院での治療が思うようにいかなくなってきた
・生理周期が短く又は長くなってきたなどが出てきます。
この時の原因の一つが卵巣機能の低下です。ところが卵巣機能が低下してくるのは年齢の事だから仕方がないとあきらめている方も少なくはありません。
しかし・・・
ここで諦めるのは早いです!!取り組めることはあります。
それは卵巣が働くために欠かせないエネルギーを増やしてあげるのです。
詳しく解説しますと。卵巣の働くエネルギーは「ミトコンドリア」というもので作っています。
これが私たちの細胞の中にものすごくいっぱいあってATPというエネルギーを作っています。いわばエネルギーの産生工場です。
特に卵巣などの命を生み出すところはエネルギーが沢山必要なのでミトコンドリアは多く存在していると言われています。これがしっかりとATPエネルギーを出してくれると卵巣は元気に働けます。
ところがこのミトコンドリアのエネルギー産生能力が年々下がってくるのですね。産生力が下がってエネルギー供給が低下する。当然卵巣の働きも低下しますよね。ですからこれを予防してあげれば卵巣機能低下予防につながります。
ミトコンドリアに欠かせない栄養素はこれだ
ではミトコンドリアの働きを上げるためにはどうすればいいか?それはある栄養素を摂ればいいのです。それは何かというと
「たんぱく質」です
そういつも食べているお肉などのたんぱく質です。これをしっかりと摂取するとミトコンドリアは元気になりやすくなります。なぜならミトコンドリア自身がたんぱく質の固まりだからです。そのためたんぱく質が沢山あればミトコンドリアはいい状態になります。
ところが足りないとイメージ的にやせ細ったミトコンドリアになります。たんぱく質は食べているようで現在人は圧倒的に足りていない事が統計などで分かっています。ではこれをどうやって摂取するか?
プロテインを摂って卵巣を元気にしよう
たんぱく質の補充は簡単です。それは「プロテイン」を毎日飲むだけでいいです。
自分の体重が50kgなら50gを目どに飲むといいでしょう。毎日の食事でこれだけのたんぱく質を摂ろうとするとゆで卵3個に肉200gは最低食べないといけません。
ですからプロテインで飲むと簡単におぎなえます。普段の食事はそのままで、そこに加えてもらえばいいでしょう。
簡単だけどもたんぱく質は私たちの身体にものすごく重要な栄養素です。卵巣機能が低下している方にはぜひ補ってほしい栄養素の一つです。そしていい卵子が育って赤ちゃんが来てくれる体質になっていきましょう。もし具体的な方法を詳しく知りたいときはお気軽に当院にご相談下さい。一緒に妊娠しやすい方法を探していきましょう。
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