鉄不足が不妊の原因?詳しく解説
日本人女性の約80%は鉄不足です
妊娠にはいい卵子を作る鉄やビタミンなどの栄養素が欠かせません。ところがこの必要不可欠な栄養素が取れていない事が多いと言ったら皆さん驚きますか?
栄養素のうちでも妊娠に欠かせないのが鉄です。ところがこの鉄は日本人の約80%は妊娠するために必要な量に達していません。

鉄不足です。鉄は卵子を作るのは元よりホルモン、内膜などを作るのにも欠かせません。
この鉄が足りていないと子宮などの臓器に問題がなくても妊娠しにくくなる可能性があります。
現在人が鉄不足に陥る原因をいくつか挙げてみます。
1、食生活が甘い物が多い。スナック菓子やチョコレート、スイーツなどをよく食べる。
2、コンビニのお弁当や外食が多い。加工製品や出来上がった食品を食べる事がしばしばある。
3、ジュース、タピオカ、飲むヨーグルトなど甘い飲み物をよく飲む
4、お肉をあまり食べない
5、パンが好きでよく食べる
6、うどんやパスタ、おにぎりなどの炭水化物の食べ物が多い
7、夜寝るのが遅い。12時以降になることもしばしばある
8、外食が多い。自炊することが少ない
9、月経血の量が多い
10、ダイエットをしてい
るなどがあります。

まだまだ原因はありますがこれらは現在人では良くあることです。
対策は
妊娠に関係する鉄の指標としてはフェリチンがあります。フェリチンは貯蔵鉄と言って在庫の鉄を現わします。妊娠にはこの在庫の鉄がたっぷりあるほどいいと言われています。欧米ではフェリチンが40以下ですと妊娠を控えるように指導されます。日本ではあまり言われることはありません。そのため見逃されることがあるのですね。

そして鉄などの栄養素を至適必要量とることによって妊娠に必要なホルモンなどを自分で作るようになってきます。この様な栄養療法をオーソモレキュラー栄養療法といいます。
当院ではオーソモレキュラー栄養療法の考えに基づいて栄養の相談にのらさせて頂いています。さあ、たっぷりの栄養で妊娠を目指しましょう。
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