卵巣機能低下の対策はミトコンドリアに酸素を届ける
卵巣機能低下の原因の一つはミトコンドリアにある
妊活を行っていて卵巣機能が低下してきていると言われたことのある方もいると思います。
病院での検査でFSHが高いのでそう言われることもあります。
当院に来られる方もそのような方は沢山おられます。
それでは・・・
卵巣機能が低下してきたときは対処法はないのか?
もう年齢的なものなので諦めないといけないのか?
いい卵子が作れないのか?
などさまざまな不安や心配が出てきます。
ところが
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自分で対策できることがあります。
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それはミトコンドリアの働きを上げることです。
ミトコンドリア???
聞いたことのある方もいるかもしれませんが初めて聞く方もいると思います。
でもこのミトコンドリアが卵巣機能向上には欠かせません。
なぜなら・・・
このミトコンドリアが卵巣を動かすエネルギーを供給しているからです!!
どういう事かといいますと
卵巣がしっかりと元気に動くためにはエネルギーが必要です。
そのエネルギーはどこから供給されるのかといいますとミトコンドリアです。
ミトコンドリアが卵巣の中に何十万個とあってそれがエネルギーを発電しています。
この発電が沢山あれば卵巣も元気に動けるわけです。
ミトコンドリアの働きを高めてあげる→卵巣機能が高まる。
こうなります!!
ミトコンドリアの働きを上げる方法
ところがミトコンドリアの働きは次のようなことで低下します。
・運動不足
・糖質が多い食事
・ストレス
・冷え
・睡眠不足
など数えあげるときりがないくらいです。
この中でまず取り組んでほしい事について本日は解説します。
それは「糖質制限」です。
普段からチョコレートやスナック菓子をよく食べる。
スイーツや甘いジュースが好き。
おにぎりやパン、ラーメンなどをつい食べてしまう。
この様なことで知らない間に糖質をたくさん摂っていることが多いです。
そして糖質が増えるとミトコンドリアで発電するエネルギーが少なくなります。
糖質は非常にエネルギー効率が悪いのです。
たとえば糖質を1食べた時にできるエネルギーは38ほどです。
ところが脂質(魚の油など)は1食べると129もエネルギーを生み出します。
3倍も違うのですね。
ミトコンドリアに供給されるエネルギーが3倍違ったら卵巣の働きはどうなるでしょう?
糖質をたくさん食べている女性と脂質(魚などの油)をたくさん食べている女性ではどちらの方が卵巣機能がいいでしょうか?
当然脂質を摂っている方です。
糖質をたくさん摂っている方は卵巣機能が低下しやすいのですね。
ぜひ現在卵巣機能が低下していていい卵子が育ちにくいと言う場合は糖質から見なおしてください。
そうするといい卵子が育つ体質に近づきます。
ただ自分では具体的に糖質制限のやり方が分からない場合はお気軽に当院にご相談ください。
オーソモレキュラー栄養療法の考えに基づいてご指導させて頂きます。